大正天皇即位記念事業として大正6(1917)年に完工した真人公園は、周囲を広大なリンゴ園に取り囲まれた”リンゴ里”にある。今では約2000本の桜が育っている。目に鮮やかな緑の真人山を背景に、中の島を配した池の畔の桜とそれが池に映る風景は特に見応えがある。開花に応じて「真人公園さくらまつり」を開催。池を舞台に行われる口径90cm、深さ40cmのたらいに乗りバランスを取りながら手で水をかいて進むたらいこぎ競争は、真人公園の春の名物行事である。